【完結】JAPAN DRONE NATIONALS 2017 IN SENDAI@ゼビオアリーナ仙台
2017年7月1日~7月2日にゼビオアリーナ仙台で開催されたドローンレース、”JAPAN DRONE NATIONALS 2017 IN SENDAI”に参加してきました。
1日は朝8:30から車検が始まるということで、前日の金曜日に仙台入りすることにしました。
荷物が多いため車で行こうかという話も出たのですが、移動日の6月30日はもう何年も月一で通っている日本料理店の予約が入っていたため、お酒を飲まずに料理をいただくのは寂しすぎると私が主張し、新幹線で行くことになりました。
コーヒーを飲んだりスジャータのとちおとめアイスクリームを食べたりしていたら、
あっという間に仙台駅に到着!!
東北はもっと遠い印象があったのでビックリです。
会場のゼビオアリーナ仙台。
最寄り駅は地下鉄南北線の長町駅で、今回宿泊した仙台駅前の”ホテルモントレ仙台”からは、タクシーで¥1,400ぐらいでした。
1日目の主人のフライトは15時過ぎからだったので、私は仙台駅前で少し時間を潰してから、11時過ぎに会場に到着。
ちょうどブリーフィング中でした。
選手控室へ行きたくて関係者受付へ行くも、完全に部外者だと思われ「一般席にどうぞ。」と言われる私(泣
ブリーフィングが終わるまで、1人でポツンと一般席に座っていました。
ハウステンボスで開催された”ジャパンドローンチャンピオンシップinハウステンボス”もそうでしたが、JDRA主催のイベントは規模が大きいです!!
その後、無事選手控室に入ることができ、予選の様子をTVで観戦。
(控室は、通路のような場所に無理やり作った感じでしたが、寒いぐらいクーラーがガンガンきいていたので快適でした♪)
レースの様子は、一般席とは隔離された関係者用の2F席からも観戦することができました。
1Fから見た選手席。
2Fから見た選手席。
周波数によって赤、緑、青のビブスを着用。
主人は、何故かずっと5800の青でした。
予選から参加した本選出場者16名。
小学生からおじ様まで、ドローンレーサーの年齢層の幅広さに驚かされます!!
韓国のスーパードローンレーサー”ミンチャン”。
インタビューを受けている時や控室で寛いでいる時は、13歳のとっても可愛い少年なのですが、
いざドローンを飛ばすと他の追随を許さない速さをみせ、世界No.1パイロットのショーンにもラップタイムで2秒もの差をつけていました。
抜群のコントロールでこれ以上ないぐらいの最短コースをキレっキレっで走る!!
しかも、ミスをしない!!
彼の動画は何回か見たことがありますが、実際に目の前でその走りを見て、本当に恐ろしい13歳だと改めて思いました。
左から、ベクターの社長、ミンチャン、KDRAの代表(ミンチャンとあまりにも仲が良いので、てっきりミンチャンのパパかと思っていました汗)、ショーン、テング・マー、ベクターの設計者TJ、JDRA代表小寺さん。
チームベクター。
日本では圧倒的にアストロ(韓国)のフレームを使っている方が多いですが、世界的シェアではベクターが上だそうです。
なんて言ったって、ベクターはミンチャンのスポンサーですからね^^
今回持参したドローンは6機。
6機の内本番機は4機で、残り2機は本番機が全てクラッシュして飛べなくなるという、最悪の場合にしか使わないボロボロの機体だったそうです。
ただ、今回も主人は安定のクラッシュの連続だったので、
(ラップタイムは超遅いのに、クラッシュするとは何事かと!?)
ボロボロの機体でも一応持ってきて良かったような気がします。
ちなみに、1日目の夜にスポンサーのフィンガーソフト様主催の懇親会が開かれたのですが、主人は機体を直すことに忙しく、とても参加できる余裕はありませんでした。
2日目は、8:45頃に会場入り。
本選のタイムアタックが開催されるため、観客席も朝早くから賑わっています。
本選のタイムアタック時には、ランカムを着用。
ただ、調子の悪いランカムが多すぎて、後半はとりあえず装着するだけ、最後は装着すらしなくなりました。
ここでいきなりランチ情報。
ゼビオの周辺には食べる場所があまりないと聞いていたので、1日目は私が仙台駅で購入した伊達の牛たん本舗の”極厚芯たんセット ¥2,000”を会場に持込ました。
食べる頃には完全に冷めてしまっていましたが、牛タンはとても柔らかく、予想以上に美味しかったです。
2日目は、会場近くにあるハンバーグレストラン、ディーズ・ハピネスでハンバーグ唐揚げ弁当をテイクアウト。
このお店は、双葉の鈴木さんに教えていただいたのですが、¥600とは思えないクオリティで大満足でした♪
来年のランチは、2日ともここでいいかも?
準々決勝進出者10名。
会場の雰囲気に完璧に飲まれてしまい、本来の走りを全くできなかった主人。
(アクロプラスの板橋さんが、気にかけて何度も話しかけて下さったのに、最後まで緊張が完全にほぐれることはありませんでした泣)
ラップタイムは全く伸びないはクラッシュするはで、準々決勝は絶望的かと心配しましたが、なんとか通過してくれて一安心。
そして、運の良さなのか悪さなのか分かりませんが、準々決勝をパスして準決勝に進めてしまうという、超なんちゃってシードに抽選で当たるのでした!!
まだコースに慣れていなかったようなので、シードではなく準々決勝で飛ばしたいと主人は言っていましたが、
恐らく準々決勝で飛ばしていたら、準決勝には進めていなかったような気がします。
それだけ、今回の主人はダメダメに見えました。
準決勝は、前週に利府で開催された”JDL Round3”で見事優勝した阿左美くんと、ラジコン飛行機会の絶対王者音田さんとあたることに。
なんとか頑張って欲しいと見守っていた準決勝ですが、スタート直後というかスタートゲートを通過する前に、音田さんの機体とクラッシュ!!!!
私の目の前を通過する前にリタイアとなりました。
単独クラッシュは自己責任なので諦めがつきますが、他の方の機体とのクラッシュは、どちらが悪いとかではなく、互いに言い知れぬ嫌な気持ちになってしまうのが本当に辛い。
韓国で開催される国際大会のように、今回もリスタートできればまだ良かったのですが。。。
準々決勝で素晴らしい逆転劇を見せてくださった音田さんには、決勝へのチケットを掛けたレースを台無しにしてしまい、本当に申し訳なく思っています。
もうひとつの準決勝もミンチャンがクラッシュするという予想外のハプニングが起き、決勝には岡さん、阿左美くん、高梨くんが進出。
ほぼほぼ岡さんが優勝で決まりだと思っていたら、ポイントが1本目と2本目の倍の設定だった最後の3本目で阿左美くんが逆転優勝。
今秋韓国で開催予定の世界大会への切符を手にしていました。
JDL、JDRAと2週連続での優勝、本当におめでとうございます!!
本来の自分の走りが出来ずに終わってしまった主人は、相当悔しかったと思います。
実力が発揮できずに終わってしまうようなことが今後は二度とないよう、これから何をすべきか、何を変えていかなければならないか、どこを鍛えなければならないのか、しっかりして考えて欲しいです。
次のレースまであと10日。
どれだけ成長することができるか期待しています。