DCL(Drone Champions League)第3戦 ”DRONE PRIX BEIJIN”@北京・中国
8月10~11日に中国の”BEIJING W-TOWN (SIMATAI GREAT WALL)古北水鎮”という観光地で開催された、DCL(Drone Champions League)第3戦 ”DRONE PRIX BEIJIN”。
先月のX-FLYのように世界遺産の万里の長城でやるものだと思っていたので、
dknbFPVから送られてきたしっかり整備された街並みにビックリ!!
”BEIJING W-TOWN (SIMATAI GREAT WALL)古北水鎮”は、The観光地という感じでとても綺麗だったそうです。
夜は幻想的~。
平昌オリンピックで話題になったドローンによる光のショーも!!
ランタンをつけたドローンがゆっくり空に舞い、群体飛行で様々な絵を夜空に描いていました。
ちなみに、かなり遠目にはなりますが、ここから万里の長城を見ることもできます。
今回のコースを見たとき、左奥のゲートが設置されている場所が万里の長城だと思ったんですが、全く違ったようです(汗
ただ、DCLのPV撮影のため、観光用に整備や修繕されておらず普段は入ることができないオリジナルの万里の長城に行くことができたそうです。
これはかなり羨ましい!!
今大会は、開催国の中国からwild cardとして2チーム(Hellhound、Sonic Boom)が出場し、全9チームでの争いとなり、スペイン戦と同様に予選敗退するチームが1チームでるため、
ドキドキしながら予選を見ていましたが、なんとなんと大会1日目は2位で予選突破!!
しかも、出国の前日に変更した機体のセッティングがハマったのか、dknbFPVはパイロットリザルトでも2位という快挙!!!
「これはイケるかも!?」と思ったのですが、準々決勝でwild cardのHellhound(中国)に3vs2で破れてしまいました。
大会1日目は6位でポイントなし。
1日目が終わった段階で、トップとのポイント差が380P(泣
大会2日目は、4位で予選通過。
2日目ということで、トップパイロットたちはかなりタイムを縮めてきたな~と思っていたのですが、どうやら上位のパイロットたちは6インチのペラを使用していたようです。
直線の多い今回のようなコースでは、5インチより6インチのペラのほうが圧倒的に有利。
ただ、Raiden Racingはそのことに気が付かず(そもそも6インチを使う発想自体がなかったかと)6インチのペラを準備していなかったため、全員5インチでした。
それでもAxelくん9位、dknbFPV10位、和馬くん18位でしたので、大健闘だったと思います。
SWISS BLACK KITES(スイス)との準々決勝は、3vs2で勝利し準決勝進出!!
しかし、QUAD FORCE ONE(アメリカ)との準決勝では、
Big Heatで上位を独占され、6vs1と完敗してしまいました。
4位620ポイントで望んだ今回の”DRONE PRIX BEIJIN”。
1日目6位で0ポイント、2日目4位で150ポイントと、最終的な順位は4位と変わらずですが、トップ3とのポイント差がかなり開いてしまいました。
ドイツ、スペイン、中国と前半の3戦が終わり、残り3戦(ベルギー、スイス、他1国)でどれだけ差を縮められるか期待しています。
先月参加した”JAPAN DRONE RACING GT チュプチニカ杯 in 北海道”でもそうでしたが、dknbFPVは夜のレースがだいぶ苦手なようです。
もともと夜レースの経験が殆どないことに加え、知識不足から今回も良かれと思って替えた設定が裏目に出て映像がさらに見にくくなり、準々決勝以降は自分のフライトができなかったそう。
使用しているカメラが夜のフライトには適していないのかもしれませんし、加齢による視界の衰えが原因のひとつかもしれませんが、DCLだけでなく今後は国内のレースもLED装着の夜レースが多くなってくると思いますので、早急な対策が必要な気がします。
最後に、素朴な疑問なのですが、Raiden Racingはチームロゴ入りの専用タープを作らないんですかね?
初戦のドイツは「まだ完成してないのかな?」と思っていたのですが、ドイツ以降も運営が用意してくれる無地のタープを使用しているようなので何故かな~と。
DCL2018の全レースに出場するレギュラーチーム7チーム中、専用タープを持っていないのはRaiden Racingだけなので、「格好がつかなくない?」と私は思っているのですが。。。
こんなことを書くと、Raiden RacingのオーナーK氏から「あなたの考えはズレている」と、この前みたいにまた嫌味を言われそうですね(苦笑