JAPAN DRONE LEAGUE Round4 in SKY GROUND
2017年7月15~16日に、兵庫県加東市にあるカイトコーポレーション飛行場(SKY GROUND)にて開催された”JDL Race Round4”に参加してきました。
6月に宮城県の利府で開催された”JDL Round3”には参加できなかったため、JDL主催のレースに出場するのは4月に山梨で開催された”JDL Round2”以来3ヶ月ぶり。
3連休&夏休みの初日ということもあり、40分で行けるところが渋滞にハマり2時間近くかかってしまいました。
選手分の昼食はSKY GROUND様がご用意して下さるとのことでしたが、単なる付き添いの私の分は買って行かなければと思い、中国道の赤松PAに立ち寄り三田和牛コロッケとおにぎりを1個購入。
(カイトコーポレーション飛行場周辺にはコンビニがありません。)
しかしながら、ランチを用意して下さることを知らずに買ってきてしまっていた選手がいたため、その方の分のお弁当をご好意でいただいてしまいました。
(実は、赤松PAで購入したコロッケとおにぎりは、会場に着くなり主人がお腹が減ったと食べてしまっていたので、メチャクチャ嬉しかったです。)
さらに、翌日は付き添い人の分もお弁当を発注して下さったようで、参加費を払っていないにも拘らず、2日連続でこんな豪華なお弁当をいただいてしまいました。
SKY GROUND様、JDLの運営の方々、どうもありがとうございます。
渋滞にハマってしまったことで、私達が会場に到着したのは10時半近く。
当初の予定では、11時からチャレンジクラスの練習1が始まることになっていましたが、猛烈な暑さからスケジュール通りコース設営が進まず、
ブリーフィングが始まったのが12時近くでした。
ドローン&ドローンレースに関して全く無知な私は、今回のコースで1番のポイントとなるのは、5m以上のフラッグで形成される壁越え”フラッグウォール”だとばかり思っていましたが、
実際はフラッグウォールの先の2連ゲートだったようです。
上記画像で言うと”5”になります。
この2連ゲートを如何にスムーズに通過するかで、タイムが2~3秒は変わってきていた気がします。
殆どの選手がゲート手前で1~2度ターンしてから通過していて、ダイレクトに突っ込めた選手は2~3人しかいなかったように見えました。
また、”高度は各コーナーに設置してあるフラッグの高度とする”とルール決めされていたものの、フラッグウォール手前のフラッグについてはフラッグを超えて飛んでいる選手が多かったため、2日目はフラッグの間にゲートが設置されました。
ピット席。
タープがあるとは言え、かなり暑いです。
モニターの上にもタープがあり、テーブル&椅子もキチンと用意されていましたが、座っているだけで汗が出てきてしまうぐらい本当に暑い日だったため、
暑さにメチャクチャ弱い私達は、コース横に建っている冷房完備のコンテナ2Fの控室で、終始過ごさせていただきました。
この控室がなかったら、普段引きこもり生活を送っている私は、完全に熱中症になっていたと思います。
今回持参した機体は、仙台同様6機。
(本番機4機、ボロボロの練習機2機。)
ドローンの仕様(ベクターのフレーム&コブラのモーター)は全て同じですが、プロポのスティックエンドはベクターの”Gekko Tx Stick End”に変更。
うちのサイト→dknbFPVで販売していますが、これかなり調子が良いそうです。
開始時間が遅れたため、1日目の練習は8分間が2回、5分間が1回と、本来のスケジュールよりは3分間少なかったものの、計3回21分間たっぷり練習できて満足気だった主人。
宿泊先のルートイン小野内のレストランで済ませた夕食も、もりもり食べていました。
ただ、〆に食べた煮干しラーメンのせいで、翌朝お腹を少し壊していましたがw
(煮干し系のラーメンを食べると、主人は毎回お腹が緩くなります。)
2日目は、予定より15分早く練習4がスタート。
この日もかなり暑かったです。
オープンクラスの準決勝。
カサポン選手、俺は鉄兵選手、カワト選手が決勝進出。
エキスパートクラスの準決勝。
鈴木匠選手、桝井選手、鈴木 貴之選手が決勝進出。
プロクラスは3名しか出場していないので、準決勝なしの一発決勝。
但し、オープン、エキスパートクラスの決勝が1ヒートのみに対し、プロクラスだけは3ラウンド制でした。
準決勝からはスタート位置が横並びではなく、スタート直後にぶつかってクラッシュしないようにとの配慮からか、3機ともスタート位置がズラされました。
こういう変更が出来るのは、運営の方もレースに参加しているJDLならではかなと思います。
オープンクラスの1位カサポン選手、2位俺は鉄兵選手、3位カワト選手。
エキスパートクラスの1位鈴木 貴之選手、2位桝井選手、3位鈴木匠選手。
プロクラスの1位TetsuoFPV選手、2位dknbFPV選手、3位高橋 亨選手。
タイムアタックの詳細はまだ発表されていませんが、とりあえず主人は14秒台を出し、1番だったようです。
とは言え、決勝では1ヒートこそ音田さんとビデオ判定が行われたぐらいの接戦を繰り広げられたものの、2ヒート、3ヒートは単独クラッシュで途中リタイアという無残な結果に終わってしまいました。
速いだけでは優勝出来ない。
レースは本当に難しいと思います。
音田さんの本気の走りに完敗です。
もっともっと修行を積んできますので、また次回宜しくお願いいたします。
カサポン選手、鈴木 貴之選手、TetsuoFPV選手、優勝おめでとうございます!!
来月、福島の”いわせ悠久の里”で開催される”JDL Round5”。
お盆の真っ只中なのでまだ分かりませんが、もしかしたら参加するかもしれません。
【完結】JAPAN DRONE NATIONALS 2017 IN SENDAI@ゼビオアリーナ仙台
2017年7月1日~7月2日にゼビオアリーナ仙台で開催されたドローンレース、”JAPAN DRONE NATIONALS 2017 IN SENDAI”に参加してきました。
1日は朝8:30から車検が始まるということで、前日の金曜日に仙台入りすることにしました。
荷物が多いため車で行こうかという話も出たのですが、移動日の6月30日はもう何年も月一で通っている日本料理店の予約が入っていたため、お酒を飲まずに料理をいただくのは寂しすぎると私が主張し、新幹線で行くことになりました。
コーヒーを飲んだりスジャータのとちおとめアイスクリームを食べたりしていたら、
あっという間に仙台駅に到着!!
東北はもっと遠い印象があったのでビックリです。
会場のゼビオアリーナ仙台。
最寄り駅は地下鉄南北線の長町駅で、今回宿泊した仙台駅前の”ホテルモントレ仙台”からは、タクシーで¥1,400ぐらいでした。
1日目の主人のフライトは15時過ぎからだったので、私は仙台駅前で少し時間を潰してから、11時過ぎに会場に到着。
ちょうどブリーフィング中でした。
選手控室へ行きたくて関係者受付へ行くも、完全に部外者だと思われ「一般席にどうぞ。」と言われる私(泣
ブリーフィングが終わるまで、1人でポツンと一般席に座っていました。
ハウステンボスで開催された”ジャパンドローンチャンピオンシップinハウステンボス”もそうでしたが、JDRA主催のイベントは規模が大きいです!!
その後、無事選手控室に入ることができ、予選の様子をTVで観戦。
(控室は、通路のような場所に無理やり作った感じでしたが、寒いぐらいクーラーがガンガンきいていたので快適でした♪)
レースの様子は、一般席とは隔離された関係者用の2F席からも観戦することができました。
1Fから見た選手席。
2Fから見た選手席。
周波数によって赤、緑、青のビブスを着用。
主人は、何故かずっと5800の青でした。
予選から参加した本選出場者16名。
小学生からおじ様まで、ドローンレーサーの年齢層の幅広さに驚かされます!!
韓国のスーパードローンレーサー”ミンチャン”。
インタビューを受けている時や控室で寛いでいる時は、13歳のとっても可愛い少年なのですが、
いざドローンを飛ばすと他の追随を許さない速さをみせ、世界No.1パイロットのショーンにもラップタイムで2秒もの差をつけていました。
抜群のコントロールでこれ以上ないぐらいの最短コースをキレっキレっで走る!!
しかも、ミスをしない!!
彼の動画は何回か見たことがありますが、実際に目の前でその走りを見て、本当に恐ろしい13歳だと改めて思いました。
左から、ベクターの社長、ミンチャン、KDRAの代表(ミンチャンとあまりにも仲が良いので、てっきりミンチャンのパパかと思っていました汗)、ショーン、テング・マー、ベクターの設計者TJ、JDRA代表小寺さん。
チームベクター。
日本では圧倒的にアストロ(韓国)のフレームを使っている方が多いですが、世界的シェアではベクターが上だそうです。
なんて言ったって、ベクターはミンチャンのスポンサーですからね^^
今回持参したドローンは6機。
6機の内本番機は4機で、残り2機は本番機が全てクラッシュして飛べなくなるという、最悪の場合にしか使わないボロボロの機体だったそうです。
ただ、今回も主人は安定のクラッシュの連続だったので、
(ラップタイムは超遅いのに、クラッシュするとは何事かと!?)
ボロボロの機体でも一応持ってきて良かったような気がします。
ちなみに、1日目の夜にスポンサーのフィンガーソフト様主催の懇親会が開かれたのですが、主人は機体を直すことに忙しく、とても参加できる余裕はありませんでした。
2日目は、8:45頃に会場入り。
本選のタイムアタックが開催されるため、観客席も朝早くから賑わっています。
本選のタイムアタック時には、ランカムを着用。
ただ、調子の悪いランカムが多すぎて、後半はとりあえず装着するだけ、最後は装着すらしなくなりました。
ここでいきなりランチ情報。
ゼビオの周辺には食べる場所があまりないと聞いていたので、1日目は私が仙台駅で購入した伊達の牛たん本舗の”極厚芯たんセット ¥2,000”を会場に持込ました。
食べる頃には完全に冷めてしまっていましたが、牛タンはとても柔らかく、予想以上に美味しかったです。
2日目は、会場近くにあるハンバーグレストラン、ディーズ・ハピネスでハンバーグ唐揚げ弁当をテイクアウト。
このお店は、双葉の鈴木さんに教えていただいたのですが、¥600とは思えないクオリティで大満足でした♪
来年のランチは、2日ともここでいいかも?
準々決勝進出者10名。
会場の雰囲気に完璧に飲まれてしまい、本来の走りを全くできなかった主人。
(アクロプラスの板橋さんが、気にかけて何度も話しかけて下さったのに、最後まで緊張が完全にほぐれることはありませんでした泣)
ラップタイムは全く伸びないはクラッシュするはで、準々決勝は絶望的かと心配しましたが、なんとか通過してくれて一安心。
そして、運の良さなのか悪さなのか分かりませんが、準々決勝をパスして準決勝に進めてしまうという、超なんちゃってシードに抽選で当たるのでした!!
まだコースに慣れていなかったようなので、シードではなく準々決勝で飛ばしたいと主人は言っていましたが、
恐らく準々決勝で飛ばしていたら、準決勝には進めていなかったような気がします。
それだけ、今回の主人はダメダメに見えました。
準決勝は、前週に利府で開催された”JDL Round3”で見事優勝した阿左美くんと、ラジコン飛行機会の絶対王者音田さんとあたることに。
なんとか頑張って欲しいと見守っていた準決勝ですが、スタート直後というかスタートゲートを通過する前に、音田さんの機体とクラッシュ!!!!
私の目の前を通過する前にリタイアとなりました。
単独クラッシュは自己責任なので諦めがつきますが、他の方の機体とのクラッシュは、どちらが悪いとかではなく、互いに言い知れぬ嫌な気持ちになってしまうのが本当に辛い。
韓国で開催される国際大会のように、今回もリスタートできればまだ良かったのですが。。。
準々決勝で素晴らしい逆転劇を見せてくださった音田さんには、決勝へのチケットを掛けたレースを台無しにしてしまい、本当に申し訳なく思っています。
もうひとつの準決勝もミンチャンがクラッシュするという予想外のハプニングが起き、決勝には岡さん、阿左美くん、高梨くんが進出。
ほぼほぼ岡さんが優勝で決まりだと思っていたら、ポイントが1本目と2本目の倍の設定だった最後の3本目で阿左美くんが逆転優勝。
今秋韓国で開催予定の世界大会への切符を手にしていました。
JDL、JDRAと2週連続での優勝、本当におめでとうございます!!
本来の自分の走りが出来ずに終わってしまった主人は、相当悔しかったと思います。
実力が発揮できずに終わってしまうようなことが今後は二度とないよう、これから何をすべきか、何を変えていかなければならないか、どこを鍛えなければならないのか、しっかりして考えて欲しいです。
次のレースまであと10日。
どれだけ成長することができるか期待しています。