DCL(Drone Champions League)第1戦 ”DRONE PRIX MUNICH”@ミュンヘン・ドイツ
6/21~23とドイツのミュンヘンにある”OLYMPIC PARK MUNICH”で開催されたDCL開幕戦。
6/21は練習日、6/22は第1戦、6/23は第2戦と、DCLのレースは毎回必ず2戦行われ、1日目、2日目ともに勝者が決定し、順位に合わせたポイントがそれぞれ付与されます。
(例:1位250P、2位220P、3位200P、4位150P、5位80P)
10月の最終戦@チューリッヒまでに如何にチームポイントを多く取得できるかを争い、最も多くのポイントを取得したチームが年間チャンピオンとなります。
F1と似たルールですが、F1と大きく異なる点は、DCLは個人戦ではなくチーム戦ということ。
それ故、ポイントはチームごとに付与されます。
レースの仕組みは、まず予選結果から準々決勝の組み合わせが決定。
予選はチームごとに行われるため、時差スタートを利用し、機体同士の接触を防ぐことが可能。
準々決勝からは、最初に1対1のレース(個人戦)が4回行われ、最後に4対4のレース(団体戦)が1回。
仮りに個人戦でノーポイント(4-0)だったとしても、団体戦で上位4位を独占すればフィニッシャーポイントによっては逆転も可能です。
ミュンヘン戦のコース。
dknb曰く「コース自体はそれほど難しい訳ではない」らしいですが、池の上を飛ぶというのが大きなポイント。
機体同士のクラッシュだけでなく映像トラブル等で水没した機体は、予選だけで11機!!
dknbも映像トラブルで3日間で2機水没させ、只今機体の修復作業に追われています。
さて、dknbが所属しているRAIDEN RACINGは、6/18(月)に成田空港を出発し、アブダビ空港経由で約20時間かけて6/19(火)にミュンヘン入り。
今年発足したばかりの無名チームなので、直行便はお値段が高くて乗れないそうです。
宿泊施設もホテルではなく民泊。
朝食と夕食は、上記写真や下記映像を作成された映像担当の方が作ってくださったそうですが(私の料理より美味しかったそうです!!)、ランチはお金がないのか時間がないのか買いに行ける人がいなかったからなのか、殆ど食べられなかったそうです。
dknbのように脂肪たっぷりのおじさんはそれでもいいのですが、10代で育ち盛りのTAKUMIくんやAxelくん、KAUMAくんにはしっかり食べさせてあげて欲しいです。
次戦のマドリードでは、DCLがケータリングを用意してくれるかも?という噂もありますが、念の為カロリーメイトなど手軽に食べられるスナックをdknbに持たせようかと思っています。
色々話を聞いていると不憫に思うことが多々あり、なんだか悲しくなってしまいますが、それでも世界最高峰のドローンレースDCLの初戦で1日目2位、2日目3位という素晴らしい結果を残せたのですから、きっと大丈夫ですよね。
結果を出し続けていればスポンサーも増え、よりよい環境でレースに望むことができるようになると期待したいです。
納期を守れずAxelくんとKAZUMAくんに機体を届けられなかったastroXの代わりに機体を提供してくれたVectorには、本当に感謝しています。
dknbは、帽子全般が似合わないためキャップを被るのをとても嫌がるのですが、感謝の気持ちを少しでもVectorに届けられるよう、次戦から表彰台に上がったときは必ずVectorキャップを被らせようと思います。
そうそう、astroXは日本人初のVectorパイロットであり、Vectorの良さを多くの方に伝えて下さっている横田さん(JDRAの副理事)を、「astroXパイロットにならない?」とスカウトしたそうですね!!!!
横田さんはVector愛が誰よりも強い方なので、もちろん丁重にお断りされたそうですが^^
マドリードまであと1週間。
闘牛場で開催されるマドリードのコースは、ミュンヘンとはまた違った難しさがありそうなので、機体整備をちゃっちゃと終わらせて、ドローンシミュレーター"Liftoff"でしっかり練習させないと。
(dknbはLiftoffが好きではないらしく、あんまりやりたがらないんですよね。)
Drone Champions League