ドローンLife

ドローンにあまり興味のないdknbFPVの嫁のブログです。

DCL(Drone Champions League)第4戦 ”DRONE PRIX BRUSSELS”@ベルギー・ブリュッセル

2018年9月21~22に、ベルギーのブリュッセルにある”Mont des Arts(芸術の丘)”で開催された”DCL RACE #4 DRONE PRIX BRUSSELS”

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18日(火)に成田空港を出発し、約20時間かけて翌19日(水)にブリュッセル空港到着。

DCL第1戦のドイツと第2戦のスペインは、到着日に空港から会場へ直接向かいその日に練習という、超スーパーハードスケジュールでしたが、

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今回は練習日である20日(木)の前日にベルギー入りすることができたため、

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空港からホテルへ行き荷物を置いた後、レース会場の下見をし、ブリュッセル観光をすることができたようです。

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ベルギーの隣国フランスには4~5回行ったことがあるのですが、今までベルギーには全くと言って興味がなかった私。

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しかし、dknbFPVから送られてくるブリュッセルの美しすぎる写真に感動しまくりで、

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 次のヨーロッパ旅行は、絶対ベルギーにしようと心に決めました。

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ブリュッセルの街並み。

(パリも大好きなのですが、吸い殻やゴミがいたる所に落ちていて街中は結構汚いんですよね。)

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そして、観光だけでなくベルギーグルメも満喫。

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ベルギービールムール貝ブリュッセルワッフルと、今までの過酷な遠征初日とは雲泥の差のとても幸せな時間を過ごすことができたようです。

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大会1日目の予選タイム。

DMM RAIDEN RACINGは4位で通過。

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4人とも50秒を切る好タイムだったというのに4位。

Rotorama、NEXXBlades Racing、Quad Force Oneの上位3チームは、ますます速くなってきているような気がします。

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ちなみに、LIVE配信を見ていた素人の私でも、上位タイムの選手は下から上に抜けるスカイゲート後のポールを1周してからゲートをくぐるところが、圧倒的に上手かったと思いました。

ここを如何にコンパクトに攻められるかで、タイムがかなり変わってきていた気がします。

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準々決勝は、ドイツのAir Carvers Germanyと対戦。

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シングルヒート2vs2で挑んだビッグヒートで、DMM RAIDEN RACINGのエースパイロットAxelくんが1位でゴールし、3vs2で準決勝進出!!

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ドイツ、スペイン、中国と、DCLの過去3戦のシングルヒートは1度も負けたことがなく全勝していたdknbFPVですが、クラッシュゲートに入るのを失敗し、今回初めてシングルヒートで負けました。

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準々決勝以降は、タイムではなくクラッシュゲートに先に入ったパイロットが勝者となります。

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このレッドブルのクラッシュゲート、カッコイイのですが入り口がだいぶ狭いため、スピードを殺さずINするのはかなり難しいと思うんです。

dknbFPVはこのクラッシュゲートがあまり得意ではないようなので、出来ることなら日本で練習させたいのですが、さすがに無理ですよね。

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準決勝は、昨年の年間チャンピオンNEXXBlades Racingと。

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シングルヒートで3vs0と差を付けられ、ビッグヒートで1位を取られ、4vs0で負けてしまいました。

昨年のMVP”Collis Brett”と対戦したdknbFPVのシングルヒートは、Collisが単独クラッシュしdknbFPVが勝ったはずなのですが、Collisの赤旗(抗議)が認められ無効レースになった模様。

私の気のせいかもしれませんが、NEXXBlades Racingの赤旗は大抵いつも認められるんですよね~。

NEXXBlades Racingのマネージャーが元DCLのスタッフだからですかね~(-。-) ボソッ

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話はちょっと逸れますが、今回は運営がケータリングを手配してくれたため(ケータリング費用は各パイロット負担)、いつもの”レトルト食品+白米orおにぎり”の遠征ご飯ではなく、バラエティに富んだ温かい食事を取ることができたようです^^

美味しい料理は元気を与えてくれますので、慣れない旅先でのご飯は特に大事ですよね。

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大会2日目の予選1-2。

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予選3-4。

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予選6位通過。

「なんだか皆んな昨日よりタイム遅くない?調子悪いのかな?」と思われた方もいるかもしれませんが、実は計画的にタイムを遅くしていたのです。(計画の詳細は極秘。)

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前日同様、ドイツのAir Carvers Germanyと戦った準々決勝では4vs1と快勝。

このレースのKAZUMAくんのシングルヒートは、見ていて痺れました!!

めちゃくちゃ速くてめちゃくちゃカッコよかったです!!

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dknbFPVのシングルヒートは、雨の影響かクロスファイアのトラブルで出走することができずDQS

そもそも機体がスタート台に乗っていませんでした(泣

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そりゃこんな顔になりますよねw

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でも、ビッグヒートで2位になり、シングルヒートの借りをしっかり返しました!!

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準決勝の相手は、アメリカのQuad Force One。

f:id:dekunobuu:20180923211341j:plainシングルヒートは同点の2vs2でビッグヒート勝負でしたが、8機が同時に飛行するビッグヒートゆえにクラッシュが重なり、惜しくも2vs3で負けてしまいました。

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dknbFPVが準々決勝に続きシングルヒートでDSQだったのは、雨のせいでバッテリーを指した瞬間モーターが燃えたから。

突然モーターから煙が出たので、スタッフたちは大騒ぎだったそうです。

f:id:dekunobuu:20180923214818j:plain雨が降っていなかったら、モーターが燃えなかったら、dknbFPVがFPを取得していてFPの合計が25ポイントとなり、24ポイントのRotoramaではなくDMM RAIDEN RACINGが3位になれていたかもしれないのでスゴく悔しいです。

雨は大っ嫌いです!!!!!

(FPが同点の場合、予選タイムの早いチームが勝者となります。)

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2日間とも4位だったため、来月チューリッヒで開催される最終戦を待たずに、DMM RAIDEN RACINGが年間チャンピオンになれる可能性はなくなってしまいました。

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練習する場所がない、海外から取り寄せなければならないため欲しいパーツがすぐ手に入らない、専属のメカニックがいないなど、恵まれた環境下にある欧米チームのパイロットと比べると、DMM RAIDEN RACINGはないない尽くし。

さらに、日本チームとしてDCLに初参戦ということで情報がなく、全てが手探り状態で始めたことを考えると、現在総合4位で既に大台の1000ポイントを獲得しているDMM RAIDEN RACINGのパイロットの活躍は、賞賛に値すると思います。

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終戦チューリッヒまであと約2週間。

25日(火)に帰国し、暫くは仕事が立て込んでいて練習する時間が殆ど取れませんが、最後まで諦めずより多くのポイントを獲得しフィニッシュできるよう頑張って欲しいです。

 

www.dcl.aero

DCL(Drone Champions League)第4戦 ”DRONE PRIX BRUSSELS”@ベルギー・ブリュッセル

日本で知らない人はいない超有名企業”DMM.com”とオフィシャルスポンサー契約を締結し、9/18から”DMM RAIDEN RACING”として活動することになった、DRONE SPORTS株式会社の小寺氏がオーナーを務める日本初のプロフェッショナルドローンレーシングチームRAIDEN RACING。

HP:http://teamraiden.com/

FB:https://www.facebook.com/dmmraidenracing/?ref=br_tf

チームは、”DCL RACE #4 DRONE PRIX BRUSSELS”に参戦すべく今週の18日からブリュッセルへ遠征に行っていますが、今回は通訳兼サポートのできるパイロットが都合により同行できないため、行く前からかなり不安だったのですが、その不安が練習日だった昨日、早速に的中(泣

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今回のレース会場”Mont des Arts(芸術の丘)”は、昨年のDCL2017でも利用されたこともあり、DCL2017に参戦していたチームには少なからずアドバンテージがありました。

そのため、今年から参戦したDMM RAIDEN RACINGのパイロットたちは、4Heatある練習フライトの中でより多く周回し、コースに慣れておく必要があります。

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にも拘らず、何を思ったかパイロット席にマネージャーとして上がっていたDMM RAIDEN RACINGのオーナーが、練習3のフライト中にdknbFPVに不必要な声掛けをしため、dknbFPVの集中が切れてしまい2周目でクラッシュ。

前半の練習1ー2は、コースに慣れるべくゆっくりではありましたがしっかり3周(練習1は4周!!)できていただけにショックでした。

続く練習4は機体トラブルでクラッシュとなったため、結局後半の練習3-4は殆ど飛ばすことができず。

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体は人一倍大きいdknbFPVですが、実はかなり繊細なところがあるので、練習3-4と連続でクラッシュした状況で初日を終えるのは嫌だな~と思っていたところ、通常は4Heatしかない練習フライトが何故か今回は5Heatあり、練習5はキッチリ3周し、いい感じでフィニッシュすることができたのでホッとしました。

ドローンレースは思っている以上に繊細なテクニック、メンタル面の強さが求められるモータースポーツですので、今回はオーナー兼マネージャーとして参加されているK氏にはその辺りの認識を再徹底していただき、パイロットの邪魔になるような言動、行動は控えていただきたいです。

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大会1日目の本日は、現地時間14:00(日本時間:21:00)から予選、19:00(日本時間:翌2:00)から準々決勝が行われます。

準々決勝からはDCLのFBでLIVE配信が予定されていますので、ドローンレースに興味のある方もない方も、世界最高峰のドローンレースDCL2018に参戦しているDMM RAIDEN RACINGのパイロットの勇姿を是非リアルタイムで見てほしいです^^

www.dcl.aero

 

 

【FPV動画】JDA/IDRA ワールドドローンレース2018 in 猪苗代湖

2018年9月1~2日に、リステル猪苗代で開催された”JDA/IDRA ワールドドローンレース2018 in 猪苗代湖”でのdknbFPVの予選2回めのFPV動画。

youtu.be

天候の影響で、予定されていた自由練習もベストラップ方式の予選1回目も中止となり、初日はこの1回しか飛ばせないという条件下で挑んだ予選2回目のdknbFPVのFPV動画。

飛び立って早々にブラックアウトし、モニター越しに見ていた私は「はい終わったーーーー。。。」と思ったのですが、ブラックアウトしてもクラッシュせずなんとか飛行を続けていたようで、結果的に誰よりも速いラップタイムを刻むことが出来き、予選は15.565秒/1周で1位通過となりました。

準決勝や決勝が今回のような2分間の周回レース方式の大会を今回初めて経験し、バッテリーを気にせず如何に速く3周できるかを競う最速レースと比べ、決められた時間内でどれだけ多く周回を重ねられるかを競う周回数レースは、車のラジコン界ではお決まりのルール、レース毎の飛行時間が長い=観客が見ていられるレース毎の時間が長い等、運営側にとってはいろいろと都合が良かったのかもしれませんが、実際に観客が湧いたのはハイスピードでバトルしていた時だと思います。

現在のバッテリーの性能を考えると、ドローンレースの準決勝と決勝をなぜ敢えて2分間の周回レース方式にする必要があったのか疑問です。

もう一つ言わせていただくと、コースを発表したと思ったらあくまでイメージ図だったり、前日にバッテリーの消耗を著しく左右するようなコース変更をしたりするのは、パイロット側からするとものすごく困ります。